社会はIT革命といわれていた時代から、AI(人工知能)と人間が共存する「AI時代」になっていきます。さらには、AIが人間の能力を超える時代がくるともいわれています。そういったなか、私達は子ども達に何を伝えていくべきでしょうか。0か1かでしか情報を処理できないAIと一線を画すには人と人の繋がり、相互の思いやり、気遣い、互いに相手を大切にし、協力し合うといった「和」を大切にできる人材を育成する必要があります。
まずは、子ども達に互いに成長し、思いやりや気遣いなどの人間としての価値観を育む場を創ることを目的に、継承事業であるJC杯少年野球大会を開催します。単なる勝ち負けの結果ではなく、より広く深い交流を持って大いに学び楽しんでいただき、心身ともに壮健な青少年の育成に取り組みます。そして、JC杯少年野球大会は今回で40回大会の節目を迎えます。40回記念事業としまして、技術はもちろんの事、取り組み方や心構えといった人間性を豊かなものとするためにプロ野球選手との交流会を開催します。また、憲法改正により公職選挙の選挙権年齢が18歳に引き下がった今、次世代を担う子ども達に対し政治に参加しやすい環境を整えることは必須です。調和のとれた社会の構築に欠かせない政治における政策を把握し活用する能力を向上させるために18歳以下を対象とした政策リテラシー向上事業を開催します。主権者としての多彩な価値観、自ら行動する責任感や自覚を持ち、地域の経済と社会の成り立ちを学び、知見を広げ、政策について知識を活用できる能力を向上させ、調和を重んじ、思いやり溢れるひとづくり運動を展開します。
スポーツを通して仲間への思いやりや気遣いを育み、政策リテラシーの向上を図ることで社会の繋がりを学び、「和」を大切にできる人材を育成し、変化の激しい現代をより良く機能させ、活力ある社会を創造します。
【事業計画】
1.第40回JC杯少年野球大会の開催
2.プロ野球選手交流会の開催
3.政策リテラシー向上事業の開催
|