現在の沖縄県は、県外はもとより海外からも注目を浴びており、航空路線やクルーズ船寄港回数の大幅な伸びにより、入域観光客数が増加の一途を辿っております。それは、わたしたちが住む宮古島も例外ではなく、入域観光客数100万人ももう目の前に来ており、その中でも外国人観光客の伸びは、目を見張るものがあります。しかしながら、受け入れ態勢が十分とは言えず、訪れた外国人観光客に対して、一部の市民から拒む声があることも事実であります。観光が一大産業になりつつある今、受け皿を完備し、宮古島の良さを伝えていかなければなりません。
まずは、入域観光客が年々増え続けているこの機会を好機と捉え、他国からの波にのまれることのないよう、受けの体制ではなく攻めのおもてなしやサービスで応えられる観光立島の確立を目指し、インバウンド需要の拡大に向けた宮古島の物産や文化、歴史など幅広く伝える事業を開催し、更なる島の発展を目指します。さらに、事業から得た確実なデータをもとに、現状を把握し、共有を広く求めていくことで島民の意識改革に取り組み、地域経済や産業の活性化を次の世代に繋げて参ります。また、毎年行われる宮古島夏まつり東西大綱引きでは、宮古列島を隅々まで駆け巡り、各地で行われる小綱編みを通して、絆と綱を地域とともに太く編んでいく事で、青年団体や県外出身者と宮古青年会議所がこれまで以上に深い結びつきをもって連携を図り、互いが協力し合える信頼関係づくりを構築して参ります。さらに、本番の大綱引きでは、会場を大いに盛り上げるとともに県内外から来られる方々へ、大綱引きの魅力や宮古島の良さを伝えて行けるよう設えいたします。
いま一度宮古島の現状を見つめ、国際化の進むこの島の将来を模索し、時代の流れに抗うことなく、島外からのニーズに対応できる手法で宮古島の発展に尽力し、島の豊かさを感じとれる地域へと繋がるまちづくりを創造いたします。
【事業計画】
1.宮古島の文化・歴史ピーアール事業
2.宮古島夏まつり東西大綱引き
|