現在、沖縄県そしてこの宮古島を取り囲む環境は、決して楽観視出来る状況ではありません。全国最下位の県民所得に端を発する人材の県外流出、それによる地域コミュニティの希薄化、更には歯止めが掛からない少子高齢化など、問題は累積しております。このような様々な問題を解消して行くために、島の未来を担う子どもたちに、学校の勉強だけでは無いたくましく生きる力を持ってもらい、そして家族を始めとする地域の人々との密な交流を通し地域社会の事を学び、ばんたがみゃーく(我々の宮古)を誇りに持てるひとに育てる事が、我々責任世代JCメンバーの急務であります。
まずは、ひとづくり委員会では子どもたちが普段の文明的な生活とは全く違う雄大な自然の中で、自分自身の頭を使い、考え生き延びる事で生きる力を身に付け、慣れない環境下において共同作業をする事で、より一層親子の絆を深め、子どもたち自分自身から親や地域に感謝の気持ちを持つ事が出来る事業、サバイブ!親子ふれあいキャンプ事業(仮)を開きます。さらにスポーツでは継承事業であります第38回JC杯少年野球大会を通じて、チームと共に目標を目指し切磋琢磨する事で精神力・忍耐力・協力心を育み、このような経験が思いやり・地域への感謝の気持ちを養い、これからの明るい豊かな宮古を築く上で、必要不可欠なひとを育てます。
当会議所も今年で55年目を迎える節目の年にあります、長年先輩諸兄が大変な努力と行動力により東京直行便就航の実現やJC杯少年野球大会の開催、宮古島夏まつり東西大綱引きの開催など、宮古島圏域の発展に多大な寄与をして参りました業績や情熱を大事にしながら、これから先60周年、また100周年を見据えた新たな1歩を踏み出す為に若い我々JCメンバー一人ひとりが率先して行動し、将来を担う子ども達の模範となり将来社会に出てもすぐに活躍できるひとを育てるべく一緒に学びながら尽力していきます。
【事業計画】
1、サバイブ!親子ふれあいキャンプ
2、38回JC杯少年野球大会 |