豊かな自然と人の温かさが魅力的な私たちの宮古島。昨年は旅行サイトや雑誌等でおすすめの離島第一位に選ばれており素敵な島と言われています。その自然を生かして宮古島市ではバイオ燃料の生産や太陽光発電、天然ガス、電気自動車の普及を促進しエコアイランドへの取り組みは国内外から注目を集めていますが、素晴らしい自然の中、長年受け継がれてきた島の伝統文化に対する島民の意識は薄れているように感じます。自然を大切にするとともに、島の伝統と文化の現状を学び、次世代へ繋げていく必要があります。
まずは、島の伝統文化である宮古方言がユネスコにおいて消滅危機言語に指定されている事実を踏まえ、我々がしっかりと現状を把握し、宮古島の未来を担う子供たちへ自然に触れながら伝統文化を伝える「みゃーく文化勉強会」を開催します。そして、子供たちが楽しめる昔ながらの遊びを取り入れ宮古方言を分かりやすく伝え、島の食材を使った郷土料理をエコな料理法で学んでもらい、体験することで身近にあるエコの意識も高めてもらいます。さらに、継続事業である宮古島夏まつり東西大綱引きでは、各地域青年会との小綱編み段階で子供から大人までの参加を幅広く呼びかけ、綱編み交流を通して絆を深めます。そして、夏まつり本番では当会議所や各地青年会、宮古島市民が一丸となり、五穀豊穣、大漁祈願をともに共感し地域全体を盛り上げます。
当会議所が55周年を迎える本年、これまで先輩諸兄が築いてこられた歴史や伝統、そして創始の精神を受け継ぎ、JC三信条である個人の修練、社会への奉仕、世界との友情を築きます。私たちJAYCEEが宮古島の現状を受け止め、地域と協力し未来を担う子供たちに宮古島の魅力である伝統や文化を発信し、未来に引き継いでもらうことでばんたがみゃーくを輝かせていきます。地域一丸となって取り組み「知ろう、学ぼう、愛する私たちの宮古島」を創造します。
【事業計画】
1、宮古文化を学ぶ、「みゃーく文化勉強会」の開催
2、宮古島夏まつり東西大綱引きの開催 |