[ 事業を終えて ]
この事業を始めるにあたり、ハンドスタンプとは何か、その意義は、そしてどうなるの?と、疑問だらけのなか、まずは様々な角度から情報収集をしなければ不安要素を払拭出来ないと思ったのを覚えています。
私自身がこの事業を深く理解し、心を込めて取り組まないと絶対に成功しないのは勿論、なによりこの事業に関わってくださる方々に対して失礼だとの思いで事業を進めてまいりました。
たくさんの団体にご協力いただき、順調に手形も集まりました。我々JC会員も各施設に伺いすばらしい経験をさせていただきました。
子供たちの真剣な表情、そして真っ直ぐな瞳。先生方や親御さんの温かい気持ちに感動しながら一緒になって無心で手形をとりました。その時の私の心は手形を押されるあの白い布と同じく真っ白。そして子供たちの手によってどんどん色鮮やかな花が咲いていく。これは言葉では言い表せないほど熱くなる瞬間です。たかがハンドスタンプ?いや、これがハンドスタンプの魅力だと思います。この瞬間こそがこの事業の醍醐味でありそして全てだと思いました。
完成した作品を多くの皆様に観ていただくべく、全日本トライアスロン宮古島大会開・閉会式開場に展示しました。市民の皆様、そしてトライアスロンに参加する世界中の皆様に観ていただき、そして何かを感じて頂いたと思っています。
一生懸命に頑張っている子供たちの夢を支援し、そしてこの島の福祉をみんなで考えていくためのハンドスタンプアートプロジェクト。ご参加頂いた子供たち、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
次なる目標は2020東京パラリンピック大会にて世界中から集まった子供たちの手形による世界一の作品を掲げること。まだまだ夢は続いていく・・。
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